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【暗記が苦手な受験生へ】暗記アプリで1週間に英単語300語を記憶する方法

【暗記が苦手な受験生へ】暗記アプリで1週間に英単語300語を記憶する方法

EduOnline 編集部
EduOnline 編集部

「どうやったら暗記ができるようになりますか?」 

「覚えたはずなのに、いつの間にか忘れています…」  

入塾面談の際など、受験生から寄せられる声のうちTOP3に入る悩みです。  

学校の定期テストと違い、受験はすべての知識を長期記憶に変えなくてはいけません。一夜漬けではダメなことは皆さんよくご存じだと思うのですが、記憶のしくみや効率の良い暗記方法についてはあまり知られていないようです。  

また暗記に関する知識はあっても、うまく実践できていないという方も多いのではないでしょうか。 

暗記が苦手な人へおすすめなのが、アプリの活用です。暗記アプリに任せておけば、いつの間にか知識が身についてしまいます。 

今回は現役予備校講師である筆者が、暗記の苦手な生徒に暗記アプリ『WordHolic』で学習してもらった結果を公開! 

また、他の生徒にも『WordHolic』を使ってもらった感想を聞いてみました。  

この記事を読んで暗記をマスターし、成績アップ&受験成功への第一歩を踏み出してもらえればと思います。  

暗記が苦手なH君が暗記アプリで1週間に英単語300個も習得!? 

具体的な事例を紹介しましょう。 

H君は単語の暗記が苦手で悩んでいました。彼は頑張っても、1週間に英単語を100個覚えるのが精一杯だったそうです。ところが、暗記アプリ「WordHolic」を使ってみたところ、1週間で300も英単語を覚えられるようになりました。 

暗記アプリ「WordHolicとは? 

「WordHolic」は無料で使える暗記帳・単語帳アプリです。暗記学習をするとき、めくるタイプのカードを使うことがあると思います。「WordHolic」はあの暗記カードのデジタル版のイメージです。 

紙の暗記カードも便利ですが、自分で記入して作るのがちょっと大変ですよね。時間と労力を費やすうえ、作ったことに満足して勉強した気になってしまう…ということも。 

暗記アプリ「WordHolic」なら、簡単な操作でスマホの中にオリジナルの単語帳を作れます。単語や熟語を登録するだけでなく、読み上げ音声で発音を聞き流したり、コメントをつけることもできます。シャッフル機能や重要な単語だけを選ぶ暗記フラグは苦手な単語の復習にぴったり。さまざまな便利機能を使って暗記学習をスムーズに進めることができます。 

【DLリンク】 

H君は暗記アプリ「WordHolicをどう使っていたのか? 

1週間で300個の単語習得に成功したH君は、実際にこのアプリを次のように使っていたそうです。 

  • 暗記アプリ「WordHolic」に覚えたい単語を入力する 
  • 入力したすべての単語に1度目を通す 
  • アプリから毎日届く通知をもとに、その日の課題となる単語をチェックする 

やっていたのはなんとこれだけ。「WordHolic」がH君の単語の定着度に合わせ、適切な課題を示してくれるので、無駄なく効率的に復習ができたそうです。アプリ学習のおかげで、H君はそれまでにない数の単語を覚えることができました。 

暗記アプリ「WordHolicの使い方 

ここで「WordHolic」の使い方を簡単に説明します。 

・暗記カードの作成方法

  • まずフォルダーを作ろう 

1.画面右上の「新規作成」をタップ し、「新しいフォルダを作成」を選択し名前を入力 。「この名前で作成」をタップ。

2.ホーム画面に作成したファルダが表示されていることを確認 

※フォルダーの中にサブフォルダを作ることも可能です。 

  • 暗記カードを作成 

1.暗記カードを保存するフォルダを選択 し、「新規作成」をタップ。 

2.表面に問題、裏面に答えを入力  

※ここで「写真を追加」をタップすれば画像も差し込むことができる 。

3.さらに「○○語」をタップし、希望の言語を選択すれば自動音声も設定可能 。

最後に画面下の「保存」をタップ、続けてカードを作る場合は「保存して新規作成」をタップ 

  • セルフレビューテスト 

テストしたいフォルダを選択 →  「テスト」をタップ  → 「セルフレビュー」をタップ 

「テストを始める」をタップ  → 問題が出題される →  「答えを見る」をタップ  → 「分からない」「自信なし」「完璧」から選択しタップ 

最後まで問題に答えると分析結果が表示される  → 「結果を反映」をタップ → 選択項目の中から自分に合ったものを選択(複数選択可能) 

  • 筆記/ディクテーションテスト 

「筆記/ディクテーション」をタップ  → 必要なら画面下の「オプション」の項目を変更  → 「テストを始める」をタップ 

問題が出題される  → 答えを入力  → 「スキップ」「確定して次へ」から選択しタップ し次々答える

最後まで問題に答えると分析結果が表示される 

「結果を反映」をタップ 

選択項目の中から自分に合ったものを選択(複数選択可能) 

  • あとはWordHolicの通知に合わせてテストを繰り返すだけ!! 

他の受験生にも暗記アプリWordHolicの感想を聞きました 

今回は他の生徒にも「WordHolic」を使ってもらい、使用感を聞いてみました。 

  • 高校3年生Aさん 

「はじめは本当にこれで暗記できるか不安でした。でも毎日アプリで暗記していたら、いつの間にかわかる単語が増えていき、気づくと普通の単語帳で覚えるよりもたくさん暗記できていて驚きました。」 

  • 浪人生Yさん 

「覚えられる単語数が増えました!暗記は毎日やらなければいけないとわかっていたけど、どうしても後回しにしてしまっていました。けれどアプリが毎日通知してくれることがきっかけで、毎日暗記学習に取り組めました。これからも暗記アプリを使おうと思っています。」 

暗記が苦手な理由は『反復学習の不足』+復習のタイミング 

暗記が苦手な人には何か原因があるのでしょうか。ここで人の記憶のしくみを紹介しながら、暗記成功への鍵を探っていきます。 

記憶と脳のしくみ 

記憶を定着させる秘訣は、覚えたい単語を短期記憶から長期記憶にすることです。 

人間の脳にはワーキングメモリといわれる働きがあります。短期記憶ともいわれ、短い時間に情報を一時的に記憶し、同時処理を行う能力です。ワーキングメモリの容量はとても少なく、新たな情報が入れば古い情報はどんどん消されていきます。 

記憶を定着させるためには、同じ情報の刺激を繰り返し与え、大脳皮質という場所へ移すことが大切。大脳皮質は大容量なので、ここに送られた情報は年単位におよぶ長期記憶となります。 

繰り返し思い出したり、問題を間違えた時などに脳が活性化され、長期記憶になりやすいといいます。 

人の記憶と忘却曲線 

人は新しいことを覚えても、その翌日には約70%ほど忘れてしまいます。 

ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスは、人の記憶と時間の関係を実験し、そのメカニズムをグラフで表しました。「エビングハウスの忘却曲線」といわれ、教育やビジネスの場で活用されています。 

このグラフから、人の記憶が時間と共に失われていくことがよくわかります。一度覚えた単語も、そのままにしておけば時間が経つほど忘れてしまうのです。 

暗記に活用したい〝エビングハウスの節約率 

「エビングハウスの忘却曲線」には〝節約率〟という数値が記されています。これは『同じことを覚え直す際にコストが減少した割合』のこと。 

実験によると、記憶した情報を再度覚え直すとき、定着するまでの時間が1回目よりも短くなることがわかりました。1度目よりも2度目の方が簡単に覚えられるということです。 

時間が経過するほど、思い出すための時間を費やすことになり、早い段階で再学習すればその負担が減るというわけです。 

<画像引用 出典元表記> 

暗記が苦手な理由と対応方法 

暗記がうまくいかない場合の原因としては、覚えはじめの段階での反復学習が足りず、記憶が定着していないこと。また復習のタイミングが悪く、作業効率が悪くなっていることが考えられます。 

適切なタイミングでの反復学習によって、すぐに忘れてしまう短期記憶から、時間が経っても忘れにくい長期記憶に移行させることがポイントです。 

暗記アプリを活用して無駄なく効率的に反復学習を行うことで、暗記がスムーズになるでしょう。 

【参考URL】 

広島大学大学院 教育学研究科 「児童・生徒のワーキングメモリと学習支援」本部 

一般社団法人日本経営心理士協会 

NIKKEI STYLEキャリアビジネススキル 

ぜんち共済株式会社 

 エーザイ株式「もの忘れの教室」 

ネットで話題!効果が期待できるその他の暗記アプリもご紹介  

「WordHolic」や記憶のメカニズムについてお伝えしてきましたが、使ってみて〝ちょっと使いにくい〟〝他のアプリも使ってみたい〟という方もいるかもしれません。 

暗記アプリは「WordHolic」の他にもいくつかあります。最後にそれぞれのアプリに寄せられたレビューを紹介しますので参考にしてみてください。 

忘却曲線で暗記アプリ

「reminDO」 

  • 主に覚えたい英単語の記憶用に使用しており、非常に重宝しています。リマインダー機能もとても良いです。 
  • 直感的に使いやすいです。 
  • 単語帳で全然覚えられないやつとか問題演習で分からない単語とかでてきたらここにどんどん入れていってます。 

【DLリンク】 

Anki 

  • 単語に強くなれそうです。スマホの音声を小さめにしても音声が大きかったのでアプリ内だけの音声の調整できたら嬉しいなと思いました。 
  • 隙間時間にササッと出来るのが良い。 

【DLリンク】 

「自分で作る 単語帳 【マナビティ単語帳】」  

・単語帳アプリとして使いやすいですね。画像も入れられるから視覚効果もあって覚えられます。普通に英単語と日本語でも使えるので便利です。 

・私の高校では毎週単語テストがあるのですが、わざわざ単語帳を作ると時間がかかるし持ち歩くのも大変だし…。かといって単語帳におこさないとランダムに解くことができないのでテストで点が取れません。しかしこのアプリを使いはじめて、どこでも手軽にランダムに単語を反復できるようになり、本当に助かっています。友達とシェアできるのも嬉しいです! 

【DLリンク】 

【参考URL】 

アプリノ「reminDO」レビュー 

GooglePlay「Anki」レビュー 

人気アプリを探すならAPPLION 「自分で作る 単語帳 【マナビティ単語帳】」レビュー 

暗記アプリを上手に活用して暗記を極めよう! 
暗記アプリの使用で1週間の単語の暗記量が3倍になったH君の例や、他の生徒さんによる感想から、アプリ学習が効果を発揮することがわかりました。 

暗記の重要ポイントである〝反復と復習のタイミング〟を、暗記アプリがしっかりと押えてくれていることがその大きな要因であると思います。  

効率的な暗記学習を可能にする暗記アプリを上手に活用して、皆さん暗記が得意になってくれれば嬉しいです。 

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