TOEIC 600点を目指す人必見!時間内にリーディング問題を解ききるためのアプリ12選
「TOEICで600点を取りたいけれど、なかなかスコアが伸びない…」
「リーディング問題は最後まで時間内に解ききれない…」
TOEICで600点を取得するためには、単語や文法の基礎力だけでなく「文章を速く正確に読み解く力」が足りていない場合があります。
しかしこの力は一朝一夕では身につかず、また忙しい日々の中で、まとまった学習時間を確保するのは簡単ではないですよね。
そこでおすすめなのが、スマホアプリを活用したリーディング対策です。
AIがあなたの弱点を分析してくれたり、すきま時間に速読トレーニングができたりと、従来の問題集では得られなかった、効率的な学習ができます。
この記事では、筆者が実際に利用した中から、TOEIC 600点を目指すために必要なアプリを厳選してご紹介します。
目次
TOEIC 600点の突破にアプリが必要な理由
まずはTOEICのリーディング対策にスマートフォンのアプリをおすすめする3つの理由をご紹介します。
- すきま時間を活用できるため学習量が増える
- AIによる学習のサポートが低価格で使える
- 本番に近い形式で練習ができる
リーディングは「問題を繰り返し解くだけ」ではスコアが伸び悩むパートです。だからこそ、学習効率を高めるにはアプリが有効です。
アプリ学習が必要な3つの理由について、詳しく解説します。
すきま時間を活用できるため学習量が増える
アプリなら通勤中などのすきま時間を活用できるため、学習量を増やせます。
オックスフォード大学出版局の調査によると、TOEICスコアを100点上げるのに必要な学習時間の目安は200〜300時間です。
忙しい社会人の場合、毎日まとまった時間を確保するのは難しいですよね。
アプリなら1回5~10分程度のコンテンツが豊富で、短時間でも学習にあてられます。
筆者の場合は、英語学習が子育ての時期と重なったため、次のような時間を活用しました。
- 出勤前に身支度を整えている間(10分)
- 通勤電車での移動中(60分)
- お昼休憩の時間(10分)
- 帰宅中の駅から家までの間(5分)
- 子どもが寝たあとの時間(30分)
このようにすきま時間だけで毎日1〜1.5時間の学習を続けた結果、半年程度でリーディングの速度が上がりました。
さらに1年後には学習が習慣になり、苦戦していたリーディングの問題を最後まで解ききれるようになりました。
結果として、当初の目標よりも高いスコアが取れた経験があります。
毎日持っているスマートフォンを学習ツールにすることで、学習時間を確保しやすくなります。
もう「時間がない」ことを理由に、英語を諦める必要はないのです。
AIによる学習のサポートが低価格で使える
AI機能による学習サポートが使えるアプリもあります。
一例としては次のような学習サポートが受けられるため、効率的にリーディング力を伸ばせます。
- 自分に最適化された学習プログラムの作成
- 苦手分野の分析と集中対策
- 過去の学習履歴を可視化し、自分の成長を客観的に把握
- 最適なタイミングでの復習の通知
- 個人の興味にあわせたコンテンツの推奨
- 問題の難易度の自動調整
これまで、一人ひとりに最適化された学習サポートを受けるためには、月額10万円程度の英語コーチングスクールに通うことが一般的でした。
しかし最近ではAI技術の進歩により、アプリで無料から数千円程度でも同様のサポートが得られるのです。
アプリを有効に活用して、AIによるパーソナルコーチと一緒に効率的なスコアアップを目指しましょう。
時間を測定しながら練習ができる
TOEICの本番で時間切れになり、リーディングを最後まで解ききれない人には、時間を意識した練習が欠かせません。
アプリ学習の強みは、実際の解答時間を自動で計測できる機能があることです。
アプリを使うことで、1問にかけられる時間や、時間を使いすぎているパートを客観的に把握できます。
これにより、長文読解のスピードが足りない場合は速読トレーニングを取り入れるなど、自分の弱点に合わせた学習が可能です。
時間内に問題を解ききるには、日々の学習から本番を想定した時間管理が大切です。
模試形式のアプリで繰り返し練習して、時間内に全問終わらせられるペースを掴みましょう。
TOEICで600点を目指すためのリーディングアプリ
ここからは、TOEICの問題を最後まで解ききって、600点を超えるためのおすすめリーディング対策アプリをご紹介します。
筆者が実際に利用して、以下に本当に効果的なアプリだけを厳選したので、参考にしてください。
アプリ名 | 有料・無料 | 主な特徴 |
SANTA アルク | 無料 | ・AIがレベルに合わせて出題・弱点克服に特化したアプリ |
Duolingo | 無料 | ・ゲーム感覚で楽しく学習・語彙力や文法力が向上 |
mikan | 無料 | ・短時間での単語学習が可能・すきま時間で効率的な学習 |
トレーニング TOEIC test | 無料 | ・目標スコア別の演習問題・新しい問題も随時更新 |
AnkiDroid | 無料 | ・暗記に特化した学習・TOEICの頻出単語が中心 |
レシピー | 一部無料 | ・多読や速読トレーニング・有料プランなら4技能の強化可能 |
abceed | 一部無料 | ・AIによる弱点分析やスコア予測・総合的なTOEIC対策が可能 |
booco | 一部無料 | ・英単語力の診断が可能・TOEICのパート別のトレーニング |
英語1560問TOEICテスト文法/単語/リーディング | 一部無料 | ・頻出単語と例文の学習・本番に近い4択での実践練習 |
チャレンジ600点for the TOEIC TEST | 一部無料 | ・600点を目指すための基礎学習・現在のスコアに合わせたカリキュラム |
究極英単語 | 一部無料 | ・頻出単語を厳選したアプリ・すきま時間での学習が可能 |
スタディサプリENGLISH TOEIC®L&R対策 | 有料 | ・動画で学べる学習アプリ・基礎から上級まで対応 |
この中のどのアプリを選んでも、十分に600点を目指せます。
ただし、短期間でスコアを伸ばすなら、次に紹介する4選を優先的に活用してください。
TOEIC 600点の突破におすすめのリーディングアプリ厳選4選
短期間で効率的にTOEIC 600点を目指す人に、特におすすめのアプリは以下の4つです。
- SANTAアルク
- レシピー
- abceed
- スタディサプリEnglish
速読トレーニングができるものや、AIが学習をパーソナライズしてくれるものなど、それぞれに強みがあります。
あなたの目的や学習スタイルにあわせて選んでみてください。
以下より、個々のアプリについて詳しく解説します。
AIによる学習の最適化!SANTAアルク
SANTAアルクは、AIを活用して効率的にTOEICスコアを上げたい人に最適な学習アプリです。
5分程度の実力診断テストを受けるだけで、現在のTOEIC予測スコアやパート別の弱点、苦手な問題の傾向を分析します。
その結果をもとに、AIが自分に必要な問題だけを厳選して出題してくれるため、効率的に学習できます。
さらに、SANTAアルクでは各設問ごとにAIに「なぜ間違えたのか」「どうすれば正解できるか」をチャットで無制限に質問できるのも大きな強みです。
疑問点をその場で解決できるので、解きっぱなしにならず、理解を積み重ねながら学習を進められます。
「何を勉強すればいいかわからない」「自己流だと、本当に伸びているか不安」という人には、AIのサポートで最短ルートの学習ができるSANTAアルクがおすすめです。
アプリのダウンロードはこちら
効率的に速読力を高める!レシピー
レシピーは、TOEICを最後まで時間内に解ききるために必要な「速読力」が鍛えられる学習アプリです。
豊富なレベル別のコンテンツがあるため、飽きずに学習を継続できます。
またペースメーカー機能を活用することで、設定したスピードに合わせて自動で画面がスクロールし、読む速さを自然に引き上げます。
読み終わるとWPM(Words per Minute/1分間で読める単語数)が自動で計測され、自分の読解スピードを数値で把握できることもポイントです。
TOEICのリーディングパートを時間内に解き終わるためには、最低でもWPM150程度が必要と言われています。
レシピーを使うことで、自分のWPMを伸ばしながら、時間内に解くための読解スピードが体感できます。
「英文を読むのが遅くて、最後までたどり着けない…」と感じている人にこそ試してほしい、実践的な速読トレーニングアプリです。
アプリのダウンロードはこちら
ベストセラー教材が使い放題!abceed
abceedはTOEIC公式問題集や人気参考書などの、多数のベストセラー教材を定額で利用できるアプリです。
abceedの強みは次のとおりです。
- 圧倒的な教材数で、TOEICの全パートをカバー
- AIによる学習分析で、あなたの弱点にあわせた問題を出題
- 教材選びに悩む時間が不要で、学習に集中
- 進捗やスコアが見える化され、モチベーション維持に最適
筆者もabceedを活用した際は、すきま時間に無理なく続けられ、自分の弱点にあった学習ができたことで効率的にリーディング力を伸ばせました。
「複数の教材をまとめたい」「TOEIC対策を1つのアプリで学習を完結したい」と考える人におすすめです。
アプリのダウンロードはこちら
動画で理解を深めたい人に最適!スタディサプリEnglish
「文字よりも動画で学習したい」と考えている人に、リクルートが提供するスタディサプリEnglishがおすすめです。
スタディサプリEnglishのおすすめポイントは、以下の5点です。
- 月額3,278円(2025年7月時点)でTOEICのリスニング、リーディング対策が完結
- 300本以上のわかりやすい動画コンテンツ
- スマホやタブレットで、最短3分からどこでも学習可能
- AIが苦手分野を分析し、必要な問題を重点的に出題
- 20回相当分のTOEIC演習問題で、実践力が向上
とくに演習問題の一つひとつに、解説動画があるため「なぜ間違えたのか」が理解でき、納得いくまで復習できます。
今回厳選してご紹介した中では唯一の有料サービスですが、まずは1週間の無料体験を利用して、自分に合うか気軽に試してみてはいかがでしょうか。
アプリのダウンロードはこちら
リーディング対策アプリでTOEIC 600点を目指すコツ
最後に、アプリを使ったリーディング対策で、効率的に600点を目指すコツを3点ご紹介します。
- すきま時間にアプリを開く習慣をつける
- 単語や文法アプリに加えてリーディングアプリを併用する
- 試験の時間を意識しながら問題を解く
それぞれ解説します。
すきま時間にアプリを開く習慣をつける
リーディングのスコアアップには、5分程度のすきま時間でもアプリを開いて学習する習慣をつけることが重要です。
読む速度を上げたり、理解力を高めたりするには、英語に毎日触れることが近道だからです。
忙しい社会人の場合、時間確保が難しく、挫折してしまう人もいるでしょう。
ただ「電車の移動中にアプリを開く」「お昼休みに単語を10個だけ目を通す」など、日常生活の中に学習を取り入れることで、習慣化がしやすくなります。
毎日のちょっとした積み重ねが、速読力や読解力の向上に繋がりますよ。
単語・文法アプリとリーディングアプリを併用する
TOEICで600点を目指すうえで、単語・文法アプリとリーディングアプリを併用することも大切です。
リーディングに伸び悩む人の多くは「問題を最後まで解ききれない」という課題があります。
単語や文法の知識も重要ですが、目安としてWPM150未満の速度では、時間内に終わりません。
単語や文法のアプリで基礎力を鍛えながら、リーディングアプリで速読力や読解力のトレーニングをおこなうことで、効率的なスコアアップを目指しましょう。
試験の時間を意識しながら問題を解く
TOEICで効率的に600点を目指すなら、試験の時間を意識しながら解くことも重要です。
リーディングパートでは75分で100問を解く必要があり、読解力だけでなく、速く正確に読み進める力も求められます。
「途中で時間切れになってしまい最後まで解ききれなかった」という経験がある人もいるのではないでしょうか。
時間切れを防ぐためには、「1問あたりにかけられる時間」の把握が必要です。
そのためには、日々のトレーニングから、1問1問の時間を測りながら進める必要があります。
もちろん、最初から時間内に全て解き終えることは難しいでしょう。
慣れるまでは時間をオーバーしても構わないので、まずは時間配分を意識して問題を解く習慣をつけることが大切です。
まとめ
TOEIC 600点の突破には、単語・文法力に加えて「文章を速く正確に読み解く力」が必要です。
このスキルを身につけるには、すきま時間にコツコツと学習を続けることが一番の近道です。
今回ご紹介したアプリを活用することで、AIによる弱点分析や速読トレーニングが自宅や移動中などで手軽にできます。
【今回ご紹介した厳選アプリ】
- SANTAアルク
- レシピー
- abceed
- スタディサプリEnglish
TOEICのリーディングは、短期間でのスコアアップが難しいパートです。だからこそ、無理なく継続するために「生活の中に学習を溶け込ませる」工夫が大切です。
今回ご紹介したアプリは、学習の継続やスコア向上に必ず役に立ちますよ。