通信制高校は大学受験に不利?予備校主宰者が語る受験における通信制高校のメリット!
こんにちは。私は、広告ゼロの方針で口コミだけで学習塾を15年以上経営し、現在は医学部専門の予備校を主宰しています。
最近、通信制高校がオンライン教育の進歩によって質の高い教育を行えるようになってきています。
それでは、大学受験では全日制高校と比べると通信制高校はどうなのでしょうか?
正直私の考えでは、全日制でも通信制でもどちらも大学受験に関しては大きな差はありません。
むしろ、時間を有効に使えて、予備校や塾の機能がある通信制の方が有利とも言えると思います。
そこで、今回はみなさんに大学受験を成功するための考え方を知っていただき、進学先を決めるにあたって、大学受験合格のためにオンライン教育の発達によって、教育の質が上がった通信制高校も選択肢の一つに入れていただければと思っております。
そして、大学受験に向いている通信制高校として「N高等学校」さんをご紹介します。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
目次
- 大学受験に成功するポイントと通信制高校のメリット
- 普通高校でも通信制高校でも大学受験で成功することはない
- 中堅上位大学には塾や予備校は絶対に必要
- 時間が自由に使える通信制高校の方が有利
- スケジュール管理などしっかりと自己管理ができることが一番大事
- 予備校主催者が選ぶ大学受験に成功できる通信制高校 「N高等学校」
- N高には一流予備校講師陣がいる
- N高の双方向オンライン授業で学習効率アップ
- 成長を支えるメンターと大学受験専門のコーチがいるから安心
- N高の進学実績は普通進学校以上
大学受験に成功するポイントと通信制高校のメリット
通信制高校は、大学受験のために時間が多く使えたり、学習を管理してくれたりしてくれる面で全日制よりも受験の面でのメリットがあります。
これまで、小学校受験から大学受験、国内はもちろん海外留学まで幅広く多くの生徒の進路に携わってきました。そして、現在社会の発展と共に個を伸ばす教育の必要性が叫ばれ、集団的教育が過去のものになりつつあります。そこで、既存の学校で行う学習を自分のペースで進めていき、自分の見聞を広めたり、やりたいことに集中したりすることに時間を使える通信制高校に注目が集まっています。
通信制高校というとまだ一般的には決して良い印象を持たれていないのが現状ですが、2021年度5月の文部科学省の学校基本調査では通信制高校の生徒数が前年度から1万1480人増加し、21万8428人をなり、学校基本調査が始まって以来初めて20万人を越えました。高校生全体との割合も6.8%となり、今では15人に1人が通信制に通う高校生ということになりました。
このように、以前とは違い通信制高校は当たり前のものになってきているのです。
その反面、大学進学など次の進路を考えるとまだ通信制高校には不安を覚える方も多いと思います。
そこで、まず通信制であろうと全日制であろうと大学受験で成功するために私が必要だと思っていることを、みなさんに知っていただきたいと思います。そして、通信制高校が大学受験に合っている理由もお分かりいただければと思います。
目次
全日制高校でも通信制高校でも学校だけで大学受験に成功することはない
まず、長年大学受験に携わってきた者として言えるのは、高校の授業では中堅上位大学に通用する学力はほとんど身につかないということです。
私がこれまでカウンセリングなどで多くの高校生に会ってきた経験からも、一部の進学トップ校の授業であれば大丈夫かもしれませんが、そのトップ校の生徒たちでさえも塾や予備校に通っているケースが多いです。
実際、私の高校教諭をしている大学時代の友人は、「学校は、人間形成をする場であり受験に対応することはできない」と言っています。
つまり、通信制高校であろうと全日制高校であろうと大学受験だけのことを考えればどちらでも成功することは難しく、塾や予備校に通う必要があるということです。
「大学受験レベルの知識をしっかりと理解する」大学受験に塾や予備校は必要
大学受験の勉強において、重要なことはしっかりと人に教えられるレベルで知識を理解することです。
丸暗記が通用する高校受験などとは違い、大学受験では高度な知識を覚え使いこなさなければなりません。
そのためには、まず高度な知識を覚える必要がありますが、ここで理解度が低いと覚えることができない事態に陥ります。よく「覚えられない」という相談を受けますが、その場合、多くは「なぜそうなっているのか」「それはどういうことなのか」を理解できていないケースが多く、1から理解できるように対策を打つ必要があります。
そして、その知識について人に教えられるレベルにならないと知識を使いこなすこともできないのです。
しかし、理解するためには、学校の先生の授業では不十分です。なぜなら、学校の先生は大学受験に特化したプロではないからです。さらに、近年は先生が中堅上位大学出身ではない可能性もあります。そのため、中堅上位校レベルの知識をわかりやすく指導することが難しいケースもあると思います。
そのような状況で、理解するために上手な説明を受けるには、やはり受験のプロの予備校講師や塾講師の存在が不可欠になってきます。
通信制高校の場合、プロの予備校講師の授業を提供している学校もあるのでその点では全日制よりも通信制の方が学校内で受験勉強が完結できる可能性は高いです。
「受験勉強に多くの時間を費やす」時間が自由に使える通信制高校の方が有利
高校3年間でどれくらいの時間受験勉強にあてることができるのでしょうか。
例えば、部活をやっている方で1日2時間勉強する方であれば
高校1年生から部活引退まで365日×2時間×2年4ヶ月(122日)=1704時間
部活を引退してから受験まで243日×5時間=1215時間
合計2919時間になります。おおよその数字ですが、これを約1年間の浪人生の勉強時間と比べてみましょう。1日10時間勉強する浪人生の3月1日から共通テストまでの期間の勉強時間が320日×10時間=3200時間となります。
結果、高校3年間の勉強時間よりも、浪人1年間の勉強時間の方が長くなります。さらに、学校の課題などに追われ受験のための勉強ができていない高校生はたくさんいます。
つまり、高校生は受験勉強をする時間がないということです。しかも、学校の受験のためにならない授業は大学受験を第一に考えると足枷にさえなってしまっているのではないでしょうか。
しかし、通信制高校は自分の好きなようにスケジュールが組めるため、受験勉強の時間を生み出すことが全日制よりは容易であると思います。
通学コースでも週1日~5日まで選べ、ネットコースでは年間5日程度の登校でも済みます。しかも、通信制高校の授業は予備校と提携していたり、予備校教師が採用されていたりすることも多いので、授業がそのまま大学受験に直結しやすく無駄な授業が少ないというメリットもあります。
「最後まで受験勉強をやりきる」スケジュール管理など自己管理ができることが一番大事
大学受験でなによりも重要なのは最後までやりきることができるかです。
大学受験は範囲の決まった試験である以上、全ての範囲をやりきれば結果が出ます。東大にだっていくことは可能です。しかし、実際はやりきれることができない方のほうが多いのではないでしょうか。
多くの生徒をお預かりしてきましたが、最初から自己管理ができている方はほとんどいません。そして、自らスケジュール管理など自己管理をしようとしても上手くいかないことが多いように思います。
その点は全日制の生徒でも通信制の生徒でも同じだと思いますが、通信制高校の場合、学習管理をしてくれる担任、コーチ、カウンセラーがいることが多いです。
これは、大変貴重なことです。始めはできない自己管理も支えながら、アドバイスを繰り返していくと徐々にできるようになっていきます。
私のもとに来る生徒の方々は、始めは偏差値40台ですが、しっかりと学習管理をして着実に学習を進めていった結果、みなさん医学部に合格しています。
はじめは学習をファシリテートしてもらえることは大変心強いと思います。
予備校主催者が選ぶ大学受験に成功できる通信制高校 「N高等学校」
大学受験で成功するためには「大学受験レベルの知識をしっかり理解する」「受験勉強に時間を費やす」「最後まで受験勉強をやりきること」が大切だと思います。全日制高校でもこの条件を満たせる学校はそうそうないのではないでしょうか。
しかし、通信制であるにも関わらず、逆にそれを上手に利用している学校が「N高等学校校」です。
これからご紹介するN高等学校のシステムをご覧いただければ、大学受験に適した学校で
あることがお分かりいただけると思います。
N高には一流予備校講師陣がいる
N高には必修授業の他にプログラミングや語学などが選べる課外授業があります。その中にあるのがN予備校での大学受験対策です。
そして、そこで授業をするのが予備校講師として、実績を重ねてきたベテランの講師陣です。
代々木ゼミナールにおいて全国でライブ授業を担当していた英語読解の中久喜匠太朗先生、全国大学入試問題正解の解説をし、著書はベストセラーとなる英語文法の三浦淳一先生、河合塾や東進で教壇に立ち受験参考書会のレジェンドとも言われるほど著書を多く出版している数学の坂田アキラ先生、大手予備校で東大京大クラスを担当してきた生物の森田亮一郎先生など有名講師陣が揃っています。
この講師陣であれば、十分大学受験に通用する知識を分かりやすく説明してくれるはずです。
N高の双方向オンライン授業で学習効率アップ
聞いているだけの授業というのは、学習定着率が5%と言われるほど学習効果が低いです。いかに能動的に授業に参加するかが重要と言えるのです。
通信制のオンライン授業となると、録画された講義をただ見て聞いているだけという印象が強いと思います。
しかし、N高の授業はライブ配信でしかも質問をコメントとしてその場で講師に送れたり、授業中の問題も解いて講師に見てもらったりすることも可能です。このように能動的に授業を受けられることでオンラインだとしても学習効果が十分あると考えられます。
さらに、学習でわからなかったところを投稿できる場があり、生徒同士がそれに反応して教え合いの場に変わるような工夫もされています。教え合うことが最も学習定着率が高いとされているので、大変すばらしい環境です。
成長を支えるメンターと大学受験専門のコーチがいるから安心
全ての生徒に生徒が主体的に動けるよう支える複数メンターがついています。学習進捗確認や生活指導などその状態に合わせた最適なメンターが一人ひとりを支えてくれます。真摯に大学受験に向き合うためにはこのような存在は欠かせません。
さらに、大学受験専門のスタッフがコーチとなり、学習計画を志望校に合わせてオーダーメイドで作成し、コーチングを行ってくれます。週1回の個人面談で受験勉強の進捗度を確認し、次の目標設定を行ってくれます。困ったり疑問点が出たりしたときもコミュニケーションツールで相談・質問ができて安心です。
確実に受験勉強をやりきるための伴走車としてコーチがいることは精神的にもとても心強いと思います。
N高の進学実績は普通進学校以上
このようなシステムでN高等学校は以下の進学実績をあげています。
東京大学現役3人などの国公立大学はもちろん有名私立大学にも多く進学しています。
普通の進学校と比べても、遜色ないどころか上の実績がでているのではないでしょうか。
この実績だけをみても、N高等学校が大学受験にしっかりとした対応ができていることがお分かりいただけると思います。
2020年度
【国公立】
東京大学、京都大学、北海道大学、東京工業大学、名古屋大学、大阪大学、筑波大学、一橋大学など
【私立】
早稲田大学、慶應大学、上智大学、国際基督教大学、明治大学、立教大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学など
【海外大学】
トロント大学(カナダ)、マンチェスター大学(イギリス)など
まとめ
大学受験で成功するために大事なポイントは、
「大学受験に通用する授業を受ける」
「受験勉強に時間を費やす」
「最後までやりきること」
そして、その点を上手くカバーできているのは全日制高校よりも通信制高校ではないかと考えられます。
通信制高校では人間的成長ができるのかという不安も感じるはずです。しかし、現在の全日制高校に教育的な期待がもてるでしょうか。私には疑問です。
通信制高校であれば、大学受験を通じて自己管理ができるようになり、責任感を持って学習をこなせるようになることが期待できる通信制高校も検討する価値があると思うのです。そして、通信制高校も日々進化し、キャリア教育や人間教育に力を入れています。ぜひ一度N高等学校さんのような通信制高校の説明会などに参加してみることをお勧めいたします。