現役医学部生がGoodnote5で偏差値40台から医学部合格した勉強法・活用法大公開
私は、5浪の末、久留米大学医学部に合格することができました。4浪目までは普通の受験生と同じように紙のノートを使っていました。しかし、5浪目でお世話になった予備校は全員にiPadが支給される予備校だったのです。そして、それが医学部合格への第1歩でした。予備校でいかに効率よく勉強することが大事かを学び、もともとApple製品が好きだった自分が色々工夫した結果、夢の医学部に合格することができました。
今回は、そんな私が一番役に立ったと思うGoodnote5での勉強法を皆さんにシェアできればと思います。教科ごとに私が行なった勉強法、Goodnote5の活用法や操作法をまとめますので、ぜひ参考にして自分に合った勉強法を見つけていただけたら嬉しいです。
勉強で大事なのは才能ではなく、効果的に勉強できるかです。Goodnote5を使って効果的な勉強をし、みなさんが目標を達成してくれることを願っています。
私は、主にGoodnote5を「まとめ」と「書類の整理整頓」に使っていました。
紙媒体ではかさばって整理も大変ですが、Goodnote5は簡単にわかりやすくデータを整理、分類できて探したいデータもすぐに見つけることができます。
そして、iPhoneとiPadをiCloudで共有していれば、電車の中でもどこでもiPhoneで自分のまとめを見返し、復習ができたことは大変役立ちました。
さらに、英語では長文の復習、文法の演習に使い、数学と化学では問題をまとめて解法を覚えるための問題集を作っていました。生物は知識が大切なので、検索機能を使って他の知識と有機的に繋げて覚えるようにしました。
今回はそれぞれの科目について私が行なった勉強法と詳しく簡単な操作方法の説明も加えてお話ししたいと思います。
目次
- 整理して最高のタイミングで長文の復習、簡単に繰り返せる文法演習をした英語
- 主要問題の解法を問題とともに簡単にまとめて覚える数学と化学
- 検索機能を使って知識を繋げた生物
英語でGoodnote5が役に立ったのは、まず授業中で扱ったり、自習で解いたりした長文を整理し1日後、3日後、1週間後とタイミングよく復習ができたことです。そして、英語の基礎力をつけるために文法問題を簡単に複製して、何度も解くことができたことです。
目次
英語長文の復習方法
まず、紙で解いた長文であればPDF化してデータに変えます。Goodnote5上で解いたもの
であればそのままで大丈夫です。
そして、データの名前を学習した日付にしておくのが最大のポイントです。
それによって、学習した順番で学習した長文のデータが並ぶので大変復習しやすくなります。
私は今でも医学部の勉強においてこのやり方で復習をするようにしています。
あとは、1日後、3日後、1週間後に日付を確認ししっかりと復習を行なっていけばわからなかった単語の意味や文構造なども身に付いていきます。
もう一つ私が行なった勉強法でオススメなのが、受験勉強後半に過去問などの長文演習を行なった際、それまで出逢ったことのない珍しい文構造が出てきたときにスクリーンショットし、それをノートに貼り付けておくまとめ方です。
特に、試験前などに見ておくことでわからない構文に対する対応力が身につきました。
スクリーンショットのやり方は次の数学と化学の勉強法で紹介していますので参考にしてください。
文法の演習方法
文法の学習で、私はNextstageとファイナル英文法を使用していました。
文法問題で私は不正解の選択肢をきっていく消去法で理解を深めていきました。
その際、問題に直接書き込みをして、文型や構造を確認して行いたいと思いました。
紙媒体ではいちいち書き込みを消さないといけないのに対し、一度書籍をデータ化してしまえば、簡単に複製できるGoodnote5があって大変役に立ちました。
そのおかげで、文法事項もしっかり抑えられ構造力も同時に身についたと思います。
それでは、ここでGoodnote5の簡単に書き込みが消えたデータを複製する方法を紹介します。
左上の四角形が四つあるアイコンを押し、ページ全体のサムネイル表示を出します。
「選択」を押し、解き直したいページを選択したら、上に出てきた「書き出し」を押します。
「PDF」を選択し、下の「オプション表示」を押します。
「注釈を含める」にチェックが付いていないこと確認し、右上の書き出すボタンを押します。
ここがこの複製の最大のポイントです。
ここでの注釈とは自分が書き込んだもの全てです。
一旦ファイルに保存し、そのデータをGoodnote5で共有したら何も書いていないまた書き込みができる問題集になります。
数学と化学 主要問題の解法を問題とともに簡単にまとめてオリジナル問題集を作成
私立医学部受験の難しい数学、化学の問題は主要問題の掛け合わせであることがほとんどです。だから、数学、化学の問題は主要問題の解法をまず覚えることが大切でした。
そこで、私が主要問題の解法を解いて覚えるときに使ったのもGoodnote5でした。
まず、分野ごとにノートを新規作成しておきました。
そして、自分が使っていた数学「基礎問題精巧」の中の解法が分からなかった問題を抜き出し、該当分野のノートに貼り付けます。
これで、自分専用の問題集兼参考書の完成です。
過去問を解いて分析していく際にもわからなかった問題をさらに分野ごとに貼り付けていました。
これを何度も解き直して、主要問題はすぐに解けるレベルまでやり続けた結果、入試レベルの問題も解けるようになりました。
簡単に問題を抜き出して、ノートに貼り付ける操作方法をご紹介しておきますので、皆さんも自分だけの問題集を作ってみてください。
まずSplit Viewで抜き出したいデータと貼り付けるノートを開きます。左右はどちらでも大丈夫です。
投げ縄ツールで抜き出したい問題の範囲を指定し、その内側でタップします。
上のメニュー内に出てくる「スクリーンショットを撮る」を選択します。
スクリーンショットされた画像が出てくるので、それを長押しします。
拡大されたらそのまま貼り付けしたいノートまでスライドし、貼り付けます。
これを繰り返すと自分オリジナルの問題集が完成です。あとはしっかりこの問題集を繰り返し解いていくことが大切です。
生物 検索機能を使って知識を繋げて記憶と理解を強化して本番90点
私は、知識を自分の知識をGoodnote5に自分なりに図や絵にまとめて覚えていました。
ここで大変役に立ったのが、書き込んだ文字も検索できる文字検索機能です。
その文字検索機能で一つの単語を調べると、複数の分野でその言葉が検索に引っかかることがあります。
それは、知識を横に繋げ、知識を深め、知識同士の繋がりも意識できました。
それによって、本番で生物は大変高得点を取れていました。
ここではGoodnote 5と「ANKI」というアプリを併用して使っていたのですが、この組み合わせが大変効果を発揮しました。
次回はこの組み合わせでの活用法に付いてお話しします。
まとめ
このように、Goodnote5は書類の整理整頓に使え、検索機能も役に立つ復習をするのに最適のノートアプリです。さらに、自分オリジナルの問題集も作れて、演習を繰り返せるのは大変助かりました。
私のGoodnote5を使った勉強法がみなさんの勉強の参考になれたら嬉しいです。
次回は、Goodnote5を使うにあたって僕がよく友人に質問されるiPadの使い方についてお話します。